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【玻璃の天】

読書
06 /12 2017
6/11に読み終えました。
「街の灯」に続いて再読です。

作者は北村薫さん。
ベッキーさんシリーズの2作目です。
1作目が前回読んだ「街の灯」。
直木賞を取った『鷺と雪』が3作目ですね。

本作はこんな感じ。

昭和初期の帝都を舞台に、令嬢と女性運転手が不思議に挑むベッキーさんシリーズ第二弾。犬猿の仲の両家手打ちの場で起きた絵画消失の謎を解く「幻の橋」、手紙の暗号を手がかりに、失踪した友人を探す「想夫恋」、ステンドグラスの天窓から墜落した思想家の死の真相を探る「玻璃の天」の三篇を収録。 amazonから引用


今回はベッキーさんの物語が描かれます。
容姿端麗で才色兼備、銃を取っては陸軍将校も認めるほどの腕前を持つ彼女は何者なのか…
読者も疑問を持つだろう、このことの答えが物語の進行とともに明らかになっていきます。

そしてまた戦争に突入しようとする時代が描かれます。
自由とは何かをあらためて考えるきっかけになりました。

与謝野晶子の「君死にたまうふことなかれ」についての解釈には、こんな考えもあるのかと目を瞠りました。
言われてみれば当然のことで、どうして気がつかなかったのかと思います。

人間のごく当たり前の思いを、率直に語れる世であってほしい。だが、そのことが愛する人達を苦しめる世だとしたら、どうすればよいのか。
考え出すと、底知れぬ泥沼に足を踏み入れたような気になってしまう。


今の世についてもあらためて考えてしまいます。
果たして先人が思ったような世になっているのだろうかと。

そして、次の作品である第3作目を読みたくなりました、まる。

  
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